メキシコのバス釣り・・とその後

やってしまいました。

先日「これがバカラック前の最後のお買い物」と書きましたが、出発2日前にして会社帰りに寄ってしまいました。

中身はというと、

１）ストームスイムベイト（名前不明）
4インチのスイムベイトが足りないなーと思っていたところに微妙に（私の）食い気をそそったのが彼です。
尾びれのわずかなパステルカラーが１０ｌｂオーバーを誘ってくれそうな気が。



２）ラパラX-RAP１２
手ごろなサイズと２２ｇという放りやすそうな重さ。
ジャークベイトいくら買えば気が済むんでしょう？



３）ボーマーファットフリーシャド3/4oz
白いのは持ってるんですが、目先を変える必要を感じ？これもお買い上げ。



４）リザードワーム
YUMと、グアダラハラローカル釣具店「OUTDOOR」マークの6インチを、2袋ずつ。
最近のキングのヒットルアーで思わずバイト！



５）ゲーリーヤマモト7インチ　ダブルテールグラブ
あまりにクラシカルな体裁のためメキシコでも使ったことがありませんが、意外とこういうのがいいんでは？と購入。
トレーラーとして、がメインかな？



さらにトランクが重くなってしまいました。。
では、今度こそ、バカラックいってまいりまーす！  

こんにちは、bassmexです。

今回はバカラック遠征前の最後のミルパ釣行でした。
最近固定メンバーになった、クリスタルキング氏との釣行です。

朝一は、バカラックを想定したザラⅡでトップを探りますが、日本では使うこともなかったこのルアー、非常に動きもよく、結構バスが出ます。
やはりアメリカで定番になるにはそれなりのわけがあるんだと、メキシコのバスを相手に実感。

さて、数日前に注油し、糸をバカラック仕様に巻きなおしたリールですが、やはり２５ｌｂフロロは使いにくい！
バックラッシュが多くてうんざりしますが、使っていくうち、キャスコンを絞り気味にして少し多くまきすぎた糸をカットするとトラブルはほとんど消えました。
とはいえナイロン３０ｌｂのほうがはるかに扱いやすく、バカラックではナイロン２５lｂ、３０ｌｂに必要に応じて３０ｌｂフロロリーダーを使うようになるでしょう。。

最近の傾向どおり大して釣れない私bassmexですが、キングのほうは好調なようで４９ｃｍ、５３ｃｍなどぽつぽつあげています。


（５３ｃｍ。ちょっと小さく見えちゃってますが。）

ところで先週からのミルパ、ボディウォーターから離れるとアオコが浮き、あまりわくわくしない水質です。



こんな水質のせいか、テラピアも何匹も水死？してらっしゃいました。

日も高くなり暑さも厳しくなってきたころ、垂直岩盤のシェード付近で、シャローを引くシングルウィローのBカスタムに、反転して横っ腹を見せながら結構でかいのがバイト！
やっときたかゴーマル君？と思っていたところ、船際で３０ｌｂナイロンをあっさり切られました・・・
結構でかそうだったけど・・ま、１０ｌｂは到底ないでしょうから。。

日本では２５ｌｂ以上のラインを切られることはまず考えませんが、ここメキシコではまずこれを解決しないと捕れるデカバスが確実に減ります。

いくつかの修正点と課題を発見し、今回の最終調整は終了しました。

最近のバカラックロッジの釣果レポートはいまいちぱっとしないようですが、いずれにしても一発勝負。
バカラック、いってまいります！

本日の釣果

１０匹くらい？
４５、５０アップ：ゼロ

クリスタルキング氏釣果

１５匹くらい？
４５、５０アップ：各１  

今日は何もない土曜なので、昼からちょっくら釣具のお買い物です。
今週木曜日からバカラックなので、おそらく最後の買い物になるでしょう。



まだ買うのか！の声にもめげず、また買いました。
とりあえず目に付いた、ストームのスイムシャッド。
バカラックでバスの主食、テラピアに似た形が素敵ですね。

下はへドンスーパースプーク。
バカラックロッジのアングラーレポートでヒットルアーの定番です。

あと、リールの糸もほとんどは巻き変えました。
２５、３０ｌｂのナイロンと、２５ｌｂフロロ。
３０ｌｂフロロはちょっとためらってしまいました。
まあ、ぶちきられたら考えます。

明日は、ほんとに最終調整、キングとアグアミルパです。

油をさしたリールの調子が楽しみ・・  

皆さんこんにちは、GFCの、bassmexです。

今日もまたまた、クリスタルキングと二人でアグアミルパに釣行しました。
今回は出張者ツネさんは資金繰り困難？により、欠席です。

いよいよあと二週間に迫ったバカラック遠征に向け、想定されるタックル、つり方、ルアーを試しながらの釣りになりました。
朝一はトップ（サミー）。
これは、反応はまずまずで４０ｃｍくらいを頭に４，５匹でしょうか。
キングは、早速ダイワポッパーでゴーマル（５１．５ｃｍ）を捕獲。



しかしトップの時間は短く、私bassmexはバカラックを想定したラッキークラフトのスレンダーポインター２０ｇにスイッチ。
しかしミルパのバスはこいつには見向きもしません・・

キングはミッドサイズのスピナべにスイッチし、立て続けにゴーマル二本追加（５１、５２ｃｍ）。
その後さらに底に落ちたバスにはバカラック必殺パターン、booyah3/4ozジグ＋７inリザードのトレーラーで良型をポツポツあげてゆくキング。


（45cmくらいのバス）

私のほうはジグ、スピナベともいまいち釣果が上がらず、それぞれやや細めのミルパ適合サイズ？トレーラー（ケイテック ライブインパクト5in）に切り替えたところでややバイトが取れてきました。
しかし今日は40くらいを頭に12匹前後で終了。

ミルパも夏パターンに入りつつあるのか、ボディウォーターから離れるとアオコが浮き水質が悪いなか、水質がよく水あたりのある本流にヒット、良型が固まった感があります。
またドン深のミルパですが、底を意識するより、シャロー（表層）から、ミッドウォーターでも完全にボトムを切ったところにヒットゾーンがあったようです。

本日の釣果
12匹くらい
４５、５０アップ：ゼロ

キング釣果
１７，８匹？
４５アップ：２本位
ゴーマル：４本


<おまけ：タックルインプレッション＞
本日2回目の使用、ダイコー サイラスSYC-69CWXですが、本当に適用範囲の広い竿です。
スイムベイトから（6インチまではいけるでしょう）、1/2oz以上のナベ、さらに3/4ozジグ＋ヘビートレーラー、ディープクランクやセンコーテキサス、大き目のバイブレーションまでまったくストレスなく使えました。

MHからXHまでの範囲をカバーする印象で、しかも巻物にも、底ものにも十分使えます。
ここまでなんにでも使えると、「なんに使おうか？」と迷うほどですが・・・まさに、パワーバーサタイル。。


＜おまけ２：暫定バカラック先発メンバー＞
バカラックを想定したルアーもいろいろ試した結果、以下にほぼ決定。

１、トップ、ミノー
ダイコーカリスマスティック６１１MH。
1/2～3/4ozを想定。２０ｇクラスミノー、ザラスクープ中心でしょうか。
ミッドウォーターからワッキーなど軽めのボトムにもにも使えますし。
困ったときの小型プラグ用に、サイラス６３Mを持っていくかもですが。

２、スピナベ
USフェンウィックテクナAV７０MH。
しなやかな竿ですが1ozまでは背負えるでしょう。
ロングキャストも意識して。

３、スイムベイト、ディープクランク
ダイコーサイラス６９CWX。
前述どおりなんでもこなせる竿です。

４、ワーム
シマノシャウラ1653R。
個人的には、ワームにはもったいないような竿なのですが。。

５、ジグ
ダイコーカリスマスティック６６H。
トレーラーと、スイミングまで想定して引く層がキーになりそう。

６、ビッグベイト
ダイコードレッドノート７１XH。
軽めリール（カルカッタ200番）で体力温存を図らねば・・つらいかも。
1ozクラスのジグ、スピナベにでかめのトレーラーにも。

あとは、状況しだいで調整しつつ・・・ですね。
早くリールを決めて、糸を巻き変えないと・・  

bassmexです。

今日はbassmexは不参加でしたが、GFC(Guadalajara Fishing Club)のクリスタルキングと、先週に引き続き参加のツネさんとでアグアミルパに釣行されました。

先週トップでくいがまずまずよかったため、今回は夜明けに間に合うよう、3時半にグアダラハラ出発。

今日は、先週並みかそれ以上に調子もよかったようで・・・



自己記録更新、５６ｃｍ！
ツネさんは、その他にも、スピナベ等で、40台後半を、７，８本！釣ったとか。。
とにかく、この瞬間におおかたのGFC隊員のミルパでの自己レコードは抜き去られたわけです



しかし、ミルパ、調子がいいのは確かなようです。

今なら日本から来た人でも、ミルパ本来のバスつりを堪能できそう。
2月ころまでは、ひどい調子でしたが。。

ツネさん、このままもしバカラックに乗り込んだら、１５ｌｂくらいのをサクッと釣っちゃいそうですね。

一方のキング、ミルパの魚はすでに視界に入っておらず、３，４匹の釣果だったようです・・

キング釣果

３，４本
４５、５０アップ：　？

ツネさん釣果

２０本前後
４５アップ：　７，８本？
５０アップ：　１（５６ｃｍ）  

こんにちは、bassmexです。

ほんとにひさびさ、行ってきました、アグアミルパ。
今日のメンバーは、クリスタルキング、出張者のツネさん（女性）、そして私bassmexの3人です。

まだバス釣り暦３，４回、これまでバスをキャッチしたことがないというツネさん、最近のミルパの調子からしてもやや苦戦を予想していました。
昨日より夏時間。
朝の7時に到着したときには、完全に日が昇っていました。

トップもせいぜいポツポツだろうから、とのんびり到着した私たちですが、朝一によく来るポイントに入り、キングがポッパーでまず一匹。
続いて、キングに「あの立ち木の辺にほってみ。」といわれそのとおりにキャストしたツネさんに、でかいのがヒット！
これは「ネットがいるな」というサイズだとは思いましたが、船際の突っ込みを耐えたツネさんの人生初バスは、・・・



なんと、５４ｃｍ！しかも、トップ！！（ダイワポッパー）
冷静に考えればよくミルパの50オーバーフロリダバス（推定２ｋｇ）の突込みをしのいで浮かせられたもんだと、感心するほかありません。
ツネさん、おめでとう。。
ちなみにバス釣り大好きという人も含め幾多の出張者がミルパに挑戦しましたが、その中でキャッチされた、最大サイズです。

一方、キングと私はトップ、スピナベでぽつぽつ。
トップへの反応は、朝8時過ぎまでは決して悪くなく、その後はスピナベが調子いいようです。
ツネさん、スピナベで本数を重ねそのうち竿頭に。
キングと私は、湖のコンディションはかなりよくなったと思わせるものの、スピナベ中心に40アップまでを釣るのが精一杯な状況。


　　　（キングとお魚）　　　　　　　　　（テラピアを心から愛するガイド、Bernardo）

日が完全に高くなってからは、岩盤シェードパターンなどでナベ、そして絶好調のスイムベイト（3インチ）で本数を重ねたツネさん、最後３０分でラストスパートまでかけて、結局20本くらい釣ったでしょうか。

われわれ現地在住常連組は、40半ばくらいを頭に10本程度。。


（４３ｃｍと、４４ｃｍ）

完全に圧倒されて半日の釣りを終了しました。

ツネさん、人生初のベイトリールでほぼノントラブル、キャストも高精度とスジがいいのは確かですが、なにより殺気を発しない女性バサーの釣りっぷりに驚かされた一日でした。

われわれもいい具合を通り越してそれ以上に、力は抜けてるはずなんですが・・・

本日の釣果

10匹くらい
４５、５０アップ：　ゼロ
ジャイアントドッグX：△
スピナベ：△
ストームスイムベイト４インチ：△

キング釣果

10匹くらい
４５、５０アップ：　ゼロ
ポッパー：△
スピナベ：△○
ラバジ：△○

ツネさん釣果

２０匹くらい
４５アップ：　ゼロ
５０アップ：　１（５４ｃｍ）
ポッパー：○
スイムベイト３インチ：◎
スピナベ：○  

私bassmexと、クリスタルキングがレイクエルサルトに行ったのは、今からもう一年半前のことになります。

メキシコに来てまだ半年程度だった私たちですが、この2ヶ月前にＧＦＣ隊員3名が同じくエルサルトでロクマルを何本も上げ、大満足で凱旋していたのです。
「8月でそれだけ釣れりゃ、10月ならボコボコでしょ」と、意気揚々と乗り込んだのもつかの間、あまりのあたりの遠さに唖然・・
この傾向は今でも続いていると思いますが、全般に釣りにくく、到着初日は半日間釣りをして、2匹バラシのみの、マルボーズ！
ちなみにメキシコでボーズは、後にも先にもこの日のみです。

2日目、基本的にしぶさは変わらないものの、シャローのスピナベで、なんとか数匹。

この頃わかったのは、9月頃に直撃した台風のせいで異常なくらい高い水位になっていたということ。
なんというか、釣り好きの人たちならわかってもらえると思いますが、ほとんど生命感を感じないような、そんな雰囲気です。

しかし、このステップがあったからこそ、バカラックを知り、テンパウンダーにもめぐり合えたということで、メキシコでのバスフィッシングの大事な一ページです。



これは、二人でゴーマルダブルヒット（数少ないというか、唯一のシャッターチャンス？）の一枚ですが、顔が死んでます。
もはや悟りの境地に入って耐え忍んでいたころですね。。
ちなみに、ゴーマル自体はまったくうれしくありませんでした、この時でも。
写真右のキングは、この後単独釣行を2度重ねましたがすべて爆死に終わってしまいました・・・

今考えれば、使いこなせるルアーもまだまだ少なく、クランクなどほとんど放らずに、ジグ、スイムベイトもその本当の威力をほとんどまったく知りませんでした。

このエルサルトをを思い出せば、どんなに渋くても耐えられます。
いえ、今度のバカラックはバクチョーですけどね・・！